- 出身校:中央大学大学院 理工学部 物理学科 卒 業務内容:AI関連研究開発業務 2006年入社
最先端技術AIの研究開発は、驚きもたくさんありやりがいがあります
- これが私の仕事
AIの研究開発を担当しています。
次世代のAIを使ったサービスの研究や、AI案件のサポートが主な仕事です。
最先端のAI技術に触れられるのはとても楽しいですが、研究ですので、うまくいかないことや難しい理論で悩むことももちろんあります。
でも、ちょっと前までは考えられなかったようなことが、次々と実現していくのを間近で見られるので、最先端の仕事をしている!というやりがいを感じ、とても幸せです。
現在は、「翌月の売上予測」という課題に取り組んでいます。
従来の予測は、平均のような簡単な統計モデルと、管理職の方達の経験と勘で作られていますが、そこにAIを導入することで、精度向上と予測にかかる時間の短縮を目指しています。
まだ研究中ですが、なかなか良い結果で進行中。
嬉しいと共に、AIの技術は凄い!と改めて実感しています。
- 一番うれしかったことにまつわるエピソード
仕事でAIに触れるきっかけとなった出来事が、心に残っています。
5年ほど前、銀行の窓口で使うOCRという画像認識ソフトの開発を担当していました。
当時はルールベースの巨大で複雑なソフトで、改良に悩む日々を送っていましたが、ある日、将棋の第一回電王戦を書いた「われ敗れたり」という本を読み、初めて機械学習を知りました。
「これだ!」という直感と共に、猛勉強を重ね、自分の業務にAIを導入していきました。
そして、チームの皆と力を合わせ成果を得ることができ、導入していただけることに。
今も後任の担当が、ディープラーニングを適用し、さらなる精度アップを成し遂げ銀行で動いているそうです。
自分が関わったものが、世の中の役に立っていくことが何より嬉しいです。
- 私がこの会社を選んだ理由
ソフトウェア業界に興味があったので、ソフトウェアに絞って就職活動をしていました。
とは言っても、似たような会社はたくさんあるので、説明会の日程が都合良く、そして通いやすそうな会社を何社か受けていました。
決め手となったのは、面接の時に一番しっくりきたことです。
言葉で言い表しにくいのですが、自分にぴったり来た感じがしました。(直感で動くタイプです。笑)
きっと、対応してくださった方々の雰囲気が自分に合っていたのだと思います。
でも、いまその直感を信じて良かったなと、改めて感じています。
- 就活生へのアドバイス
就職活動を通して感じたことは、就職活動は難しいということです(笑)。
企業内部の情報は公開されていませんし、働いてみないと分からないこともたくさんあります。
会社を選ぶ時、今よりも未来の方が重要ですが、未来の予測はだれにもほぼ不可能でしょう。このため、学生時代から行動しながら常に疑問を持ち、尋ね続け、そして次の行動につなげることが大切だと思います。