• 出身校:金沢工業大学 情報フロンティア学部 メディア情報学科 卒 業務内容:ソフトウェア設計・開発業務 2008年入社

国によって異なるATMをつくる

  • これが私の仕事

私は今、主に海外向けのATMやセルフレジの中で稼働する「紙幣入出金装置」のミドルウェアを開発しています。これは同じ装置でも導入先によって、国によって仕様が異なります。例えば、入金の流れや手順が異なったり、紙幣の回収フローが異なったり。それぞれ必要に応じて動作を変更し機能追加を行っていきます。

お客様から具体的なニーズ・要望もあれば、「こんな感じの機能がほしい」と概要だけ言われることもあります。どちらにしても、その機能追加の背景や意図をくみ取り、こちらからより価値のある機能を提案。使いやすく、便利なシステムを目指して、試行錯誤していくことがとても面白いです。

  • 一番うれしかったことにまつわるエピソード

入社3年目。国内向け新型ATMのミドルウェアを開発したときのことです。ATM内には「紙幣入出金装置」や「レシート印字装置」など様々な装置が搭載されています。チームメンバーでそれぞれの装置を分担し、それらを個別に動作させるところまでは順調だったのですが、各装置をATMに搭載して動作テストをしたところ、想定通りに動きません。納品期限が迫っていたこともあり、メンバーで協力しながら修正を繰り返し、無事に完成しました。

業務に携わった3か月間は忙しく、大変なことも多々ありましたが、実際に身近な場所で動いている装置の開発に携われたことは楽しかったです。この時に開発したATMは現在全国のコンビニやスーパーで稼働しており、このATMを見かけると今でも当時のことを思い出します。

  • 私がこの会社を選んだ理由

学生時代はWeb作成やCG作成、システム開発など多種多様なことを学んでいました。
そのため就職活動の際は、幅の広いシステム開発をしている企業を探していました。
その中で見つけたのがジスクソフト。

ATMのシステムや、電子マネーなどの非接触IC装置。
証券システムやWebアプリケーションなど、多くの分野で開発を行っているところに惹かれましたね。
実際私は今、AIの研究会にも入りました。それはAIの実証実験を行い、商品化に結び付けるプロジェクトです。
これから未知のフィールドに挑戦していくことに、とてもワクワクしています。

  • 就活生へのアドバイス

多くの企業の説明会・面接を受けてみると、自分に合った企業かどうか比較できるので良いと思います。 例えば企業内で行われる説明会は自然と雰囲気をつかめますよね。
しかし、実際に入社してみないとどのような企業なのかは分かりません。 当社のように取引先に常駐して作業する人が多い場合、企業の雰囲気をつかむのは難しいと思います。
私もどんな雰囲気の企業なのか分からないまま入社(笑)。 でも10年以上転職せずにいるので、良い選択だったのかなと思います。