制御・組込み
ソフトウェア開発
汎用機/Linuxサーバ/ATM/IoTエッジ等
コンピュータを熟知したエンジニアが品質を支えています
制御・組込み
ソフトウェア開発
汎用機/Linuxサーバ/ATM/IoTエッジ等
コンピュータを熟知したエンジニアが品質を支えています。
制御・組込みソフトウェア開発は1970年の創業時より提供しており、当社のルーツとなるサービスです。
創業当時のコンピュータシステムは汎用機が中心でした。その汎用機をソフトウェアで支えるため、装置の特色を生かした機能追加ファームウェア、品質を保証するためのツール、お客様に納入した後の自動通報・障害解析ツールや診断ソフトウェア等の開発プロジェクトに参加してきました。
「お客様に納入したシステムは安定して稼働させる」という品質第一の企業文化は、現在もストレージやATM、各種ソリューション開発の現場で、当社エンジニアに脈々と受け継がれております。
用語解説「汎用機」
メインフレームとも呼ばれ金融機関、官公庁などの基幹業務に使用されるコンピュータです。CPU、ストレージ、入出力装置(磁気テープ、端末等)から構成されて運用されます。
用語解説「汎用機」 ※クリックで解説を表示
メインフレームとも呼ばれ金融機関、官公庁などの基幹業務に使用されるコンピュータです。CPU、ストレージ、入出力装置(磁気テープ、端末等)から構成されて運用されます。
主な開発実績
汎用機向け
- 仮想マシン機能追加用ファームウェア開発
CPUへの各種機能追加、メモリ管理、I/O割込み制御、外部割込み制御を行う。 - クラスターシステム制御用ファームウェア開発
自己診断/自己監視を行い、異常発生時は自動的に通報する。 - 本体・周辺機機器の評価・検証用ソフトウェア開発
メモリ、入出力装置の負荷試験と故障診断を行う。
ATM(現金自動預け払い機)製品向け
- 操作支援センサー制御ソフトウェア開発
通帳等の各種媒体取扱いユニットを制御する。 - 各種ユニット装置のデバイスドライバ開発
Windows、Linux等の各種OSに合わせて装置の動作を制御する。 - メカ制御用ミドルウェア開発
デバイスドライバと制御アプリケーションをコンポーネント化する。
ストレージ製品向け
- 磁気ディスクアレイ装置情報管理ソフトウェア開発
ストレージ固有プロトコルを利用した装置情報の取得・設定コマンドの開発。 - ストレージリソース管理ソフトウェア開発
ディスクアレイのグルーピング、ストレージプロビジョニングを制御する。 - テーブライブラリ装置制御・故障診断ソフトウェアの開発
テープカセット/マガジン交換用ロボット制御、各種OS向けデバイスドライバの開発。
IoT製品向け
- IoTエッジゲートウェイ管理ソフトウェア開発
各種設備からの情報収集とリモート制御用コマンドを中継する。
開発技術
名称 | 概要 |
---|---|
OS | Linux(RedHatEnterpriseLinux/ubuntu/各種ディストリビューション)、Solaris、Android WindowsServer各種、Windows10/7、VxWorks、OSIV/MSP、他 |
開発言語 | C/C++(gcc、他)、 Java、シェルプロシジャ(Bash、他)、Python、Javascript、Perl、 Ruby、他 |
開発ツール | SSH、Vim、VisualStudio、VisualStudioCode、Eclipse、Node.js、他 |
実績を活用したご提案
多様化するお客様のニーズや技術革新が早い昨今、お客様に必要とされる企業であり続けるため、最新技術の評価・習得・活用も行っています。
「IoTセキュリティ」、「FPGA開発」、「アジャイル開発」、その他の技術開発に積極的に取り組んでいます。
制御・組込みソフトウェア開発で蓄積した技術基盤をベースに、技術開発の取組を活用したサービスをご紹介します。
ハードウェアマイグレーションサービス
「先人の遺産」を「受け継ぐ財産」にします。
お客様のビジネスを長年にわたり支えてきたシステムのハードウェア/OSを、新しいハードウェア/OSに刷新することで、末永く運用できるようにします。
さまざまなハードウェアの制御ソフトウェア開発経験を持つ、専門技術者が、お客様の運用を最大限に考慮した上で、現行システムのソフトウェア資産を活かしつつハードウェア/OS上に移植いたします。
様々なハードウェア/OS/通信規格に対応可能
移植時に発生するハードウェアやOSの非互換動作はハードウェア制御アプリケーションに非互換吸収APIを用意することで、既存システム上で動作するアプリケーションに対して影響無く移植いたします。
【主な対応OS】
Windows、Linux、Solaris等
標準規格に準拠したAPI開発
新システムへの移植の際、仕様が複雑化しやすい独自規格の処理を、汎用的な標準規格に対応する事で仕様を簡略化できます。
お客様システムでの利用方法に沿ったライブラリAPIを作成いたします。
【主な標準規格】
CEN/XFS、OPOS、iSCSI、IPMI、SMI-S、SNMP、SMTP/POP3、RESTful API、WOL、WebSocket等
デバイスドライバ開発
ハードウェア仕様書を元に、デバイスドライバを開発いたします。
製造終了したハードウェアを継続して利用したいが新OSへ対応できない場合や、新しいハードウェアにリプレースする場合に必要なデバイスドライバを作成します。
【主なハードウェア規格】
ペリフェラルバス(シリアルバス)、PCIバス(PCI Express)、RS232C、USB、I2C、SPI、SATA、SCSI、NDIS等
開発言語のコンバート
需要の多い開発言語へコンバートを行う事で、将来の拡張性を向上させ、今後のエンハンス開発や保守を効率化できます。
以下の言語に対応可能です。その他の言語もご相談ください。
C、C++、C#.Net、Java、Perl、Delphi(Pascal)、アセンブラ、COBOL、Python、他
ハードウェアのエミュレータソフト活用による品質向上やテスト期間削減
ハードウェアのエミュレータを作成することで、試験用の実機台数削減やハードウェア開発が障害等で遅延が発生しても、ソフトウェア開発を中断させることなく開発を継続することができます。
ハードウェア開発の遅延によるソフトウェア開発の遅延も最小限にすることができます。
開発実績とお客様の声
サーバの機種変更/OS変更
【工夫点】
OS/ハードウェアの差異に対する非互換吸収APIを用意することで、移植元のソースに対する改造量を大幅に削減します。
【お客様の声】
ハードウェア回りの機能の非互換を気にせずアプリケーションのマイグレーションに注力できました。